月見ル君想フ「井上緑」
(放置しすぎて存在を忘れてたブログを久々に動かしてみる。。)
[2019.9.22 井上緑ワンマンライブ@月見ル君想フ]
初秋に見た昼間の月を、思い出しつつ書いてみる。
個人的に、多分この世で一番大好きなライブハウス月見ル君想フ。
そんな素敵な空間で井上緑のワンマンライブを見てきた。
久しぶりにくぐる手書きロゴ掲げられた階段。
言うまでもなく胸が踊りに踊る…!!!
ライブハウス自体それなりに久々で、
(ドリンク代の600円を払うのも久々だなあ〜)
なんて呑気なことを思っているうちに飛び込んでくるステージと大きな、大きな月。
独特の雰囲気と心地よいざわつきにより一層胸が踊る!!!!!
ライブ前から、最高の日になる気がして思わず笑ってしまいそうになった。
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なんだかんだ、約4年ほどりょっくんガールズを名乗っているけど
あんなにも手放しで笑って、楽しみまくったライブは初めてだったかもしれない!!
いつもはおなじみの曲とか、それはずるいですよ緑さん系の曲(いきなりいまだけは。とかね)
で始まって「ウ"ッ、、、、(尊)」ってなることが多いんだけど、、
唐突なアップテンポ目新入り曲っていうのめちゃくちゃいいなおい!!!!!
ふおおお!!!ってなるのめちゃくちゃ楽しいなおい!!!
そこから怒涛の胸に響く系曲連発もいい意味ですっごいしんどかったなおい!!!!!!
って感じで初っ端から感情がすごく忙しい感じがとてつもなく楽しかった笑
個人的には、しばらく追えてなかった新曲たちに逢えたのがすごく嬉しかったなあ。
『ヒーロー』初フルだったけどとても素敵な歌だったなあ。
幼少期に見えてたものとか、その時は何もかもがキラキラしてたなあ、とか思ってたらすごく感傷的になってしまいそうで。
「まだ、死んじゃいない」っていう言葉の強さと優しさ。
毎度のことだけど、相変わらず歌詞が刺さる。
生きた言葉を歌ってくれる歌うたいが現代にどれくらい居るんだろう。
そんなことを思ってしまうくらい、あの場所の緑さんは紛れもないヒーロだった。
( 個人的に『かたおもい』がどちゃクソにツボ曲だから是が非でも聴きたかったんだけど、それはまた次のお楽しみに(圧) )
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井上緑というアーティストには本当に月がよく似合う。
ステージに浮かんでいる月は投影された映像のはずなのに、
映し出された虚像のはずなのに、
まるで本物のようにぼんやりと浮かんで見える瞬間が幾度もあった。
「緑さんは、もう月を味方につけることができるんだなあ」
『前夜』で鬱陶しいな、照らさないでよって言葉を選んだ
当時の緑さんを思い浮かべながら、ぼんやりとそんなことを思っていた。
歌も、言葉も、想いも、着実に確実に前に進み続けてる緑さんを見て、
また一つ勇気をもらえた気がした。
明日へ続くように。私も日々を頑張っていこうって思えた。
そんな素敵な、素敵な時間だった。
…欲を言えば、MCで言いかけてやめたお話も聞きたかったな〜〜笑
あとポケットからなぜか歯磨き粉出てきたの死ぬほど笑った。笑
全部ぜんぶひっくるめて!!!!!
相変わらず井上緑は最高だ!!!!!!!
余談だけど、緑さんとなのはさんが’Zeppの時に書いた日記覚えててくれて感激オブ感激。
あとちゃんと放置せんと書き留めてこって思いました。まる。
(メモ : 明日は今日の中原くんの感想を書く。絶対。)
Nagano.
3月20日、天気晴々。
…と言いたいところだったが、空には所々ちぎれ雲。
まあ、それもまたご愛嬌ということにでもしてしまおう。
前日にまったくと言っていいほどできてなかった荷造りを速攻で済ませて、
長野行きのバスが出る新宿に向かう。
予定より少し遅れてしまったせいで、バスに乗り込むのはいつも通りギリギリ。
席に着くや否や、息切れと前日までの仕事による疲労で一瞬で眠りに落ちた。
ATBツアー初日、目的地の長野まで約4時間。
ゆっくりと気持ちと実感を昂ぶらせるこのバスの時間が私はとても好きだ。
長野駅には少し早めについた。
初上陸の長野。ドキドキとワクワクがより一層高まる。
初めて見る駅、空、風の匂い、気温、全てが新鮮で心地よかった。
程なくして、97年組のみんなと合流。
見慣れない土地に、見慣れた顔ぶれ。
もう楽しくなる予感しかしないでしょこれ。
すでに#最高かよ状態。
ライブ前に善光寺で心と体を浄化した後、フィルム映えでしかない町並みを散策&食べ歩き。
各地の美味しいものをみんなとわいわい食べるのも、ツアー遠征の醍醐味だね。
これはもう一生、遠征厨から足を洗える気がしないね。
それにしても、おやきおいしかったなあ。
ベタに餡子じゃなくて野沢菜とかにすればよかったかなあ。
ほどなくして会場へ。
久しぶりにツアー初日にちゃんとグッズを買った気がした。
にしてもグッズが可愛い。ああ、可愛い。
ちなみに今ツアーで私が折り畳み傘を買うって言い出したら、もう盲目末期なので温かく見守ってやってください()
グッズ並んでる時や開演までの間に、みんなでセトリについてあ〜だこ〜だ言い合う時間がとても楽しくて、時間が経つのがあっという間だったのを覚えてる。
こちとら、ツアー初日がそんなスピードで迫って来たら心の準備っつーもんが間に合わないのよ。
そんなに焦ることないのよ、時間さんよ。
ちなみにこんなことや
こんなことして遊んでた人たち。
楽しそうでなにより。
そしてついに開場、開演。
この緊張感にはいつまでたっても慣れない。
慣れる必要もないのだけど。
狭い通路を通って、ホール内に入った瞬間に一気に開ける視界。
鼻をつく、スモークの匂い。
ライブの匂い。
コブクロの匂い。
胸が踊る。涙が出そうだ。
はやる気持ちを抑えて席に着く。
1階10列目のど真ん中。これ以上ない最高の初日席。
コブクロが生まれて20年。
初めてコブクロのライブを見たあの日から、13年。
たくさんの人の想いと願いが詰まった20周年目のツアーが今始まる。
全てが新しかった。
構成、照明、音、演出、2人の歌声。
全てが新しくて、目が回りそうだった。
特に1ブロック目に込められていたストーリーには脱帽としか言いようがなかったし、
20周年ツアーにこれ以上ない構成だと心から感動した。
(2人の歌と存在感に圧倒されすぎて、小渕さんの曲説聞くまでそのストーリーに気づけなかったのは内緒。。笑)
さらには、昨年以上にキレッキレのMC。
今までのどのコブクロライブとも違う全く新しい構成。
そこに加えて、今ツアーもその日限りのセトリときた。
これは言わずもがな、遠征待ったなし。
なんならチケ代上げちゃってくださいくらいの勢いよあんた。
この日は黒田さんが見たことないくらいに、
にこにこ楽しそうに歌ってたのが印象的だったなあ。
しかも小渕さんの方見て笑ってたの、愛おしすぎて吐くかと思った。
にしても黒田さんが微笑むたびに、私の頭の中でファンファーレが鳴り出すのどうにかして欲しい。
あと、腰が砕けそうになるのもどうにかして欲しい。シンプルに危ないから。
そして祝!海外公演!!!
ライブ日程発表に時に、日付をC&Rするの懐かしすぎて泣いた。
この調子で、ウェーブもコブクロドットコム!も復活させよコブクロさん。
変なキラキラジャケット着ていいから。
小渕さんが歌いたいだけのカラオケやっていいから。
ヤングマンガールズ連れて来てもいいから。
( 必死。)
そしてまさかの終演後撮影OK。
これは本当に衝撃だった。
コブクロがまた新しく変わろうとしてるんだなあ。
少し寂しいような気もしちゃうけど
コブクロの2人が進化し続ける限り、
どこまでもどこまでも、ついて行きたいって思うのです。
だらだらと長ったらしい文章を書いてしまったけど、
総評すると今回のツアーはマジでやべえって話でした。(語彙)
今年は何諭吉飛んでいくのかな。
まったく、楽しみで仕方ないや。
2日目は、翼くんとまなちゃんと合流して松本へ。
お蕎麦おいしかったなあ。。
たい焼き食べたかったなあ。。。
みんな、今年もいっぱい笑おうね。
Road to Zepp
2019.1.7
井上緑Zepp Diver Cityワンマンライブに行って来た。
Zepp Diver Cityには他のバンドやアーティストのワンマンで何度も来た事があったし、何なら仕事で本当に嫌というほど訪れた場所だったけれど、緑さんが自身の手でようやく掴み取ったステージを目の前にした時、見慣れていたはずのエントランスも、客席も、ステージも、とてもとても特別な物のようにきらきらと輝いて見えた。
(ああ、井上緑がついにここまで来たんだ。。)
ありきたりな言葉だけど、
そう思わずにはいられなかった。
開場直後は人も疎らで、正直大丈夫かな…?っていう気持ちの方が大きかった。
いや何でお前が不安感じてんだよ、何様だよって自分でも思うけれども。笑
しかし開演時間が迫って来ると、徐々に徐々に客席が埋まり始めた。
暇を持て余して何となく撫でていた携帯の画面からふと顔をあげると、辺りは緑さんの歌を楽しみに来た人でいっぱいになっていた。
客入れBGMには緑さんセレクトであろう聞き馴染みのある素敵な音楽たち。
客席には同じTシャツを着た、同じアーティストを待ちわびる人たち。
ライブ前から死ぬほど幸せじゃないすか。
なんすかこの景色。
膨らむ胸と、期待と、緊張。
いよいよ開演時間。
井上緑のステージが始まる。
とにかく、最高としか言いようがなかった。
濃いなんてもんじゃない。
井上緑が、現在の井上緑がこれでもかというほど詰め込まれた1時間30分だった。
時間だけで見れば、いつものワンマンより公演時間はだいぶ少ない。
それでも、それでもこんなに感動する事があるのかというほど終始鳥肌が立ちっぱなしの涙零れっぱなし。もうどうにもならなかった。
まず、登場シーン。
地明かりとサスのみの薄暗い路地裏のようなシーンの中、これ以上ない緊張感を纏った緑さんがステージ中央に向かって歩いて来る。
ステージ中央には、一本のマイクと二本のギター。
バックバンドもいない。装飾もない。
井上緑とギターだけの世界。
いや、もうなにこれなんていう映画????
見慣れた仕草で水を勢いよく飲んだ後、聴こえてきたのは1曲目のつぶやき
「別に誰に聴いて欲しいってわけじゃないけど、呟いてみるくだらない言の葉」
「弱い僕が吐く音 これじゃ何も変わらなくても」
一発目これだと思ってなかった〜〜〜〜〜〜〜。
私が緑さんの曲の中で、一番繊細で透明なガラスみたいだって勝手に思ってる曲。
緑さん特有の弱さを描いた言葉たち。丁寧に紡がれていくメロディ。
そしてZeppに響き渡る澄み切った声とギターの音がもう、、沁みる沁みる。
やっぱりギター1本弾き語りって、張り詰める緊張感が最高だね。
そして2曲目、以上です。
「自分を信じれるほど、結果を一つも出してないんだ」
「探せば探すほど、自分を嫌いになっていく」
この曲だけは、、
自分と重なりすぎていかんのです、、、、
近頃、仕事で人生最大レベルに挫折する事があった。
そんな今の私にはこの歌詞が刺さりすぎて、痛くて痛くて痛くて。
それでも、この日のステージで歌う緑さんから目を離すことはできなかった。
それくらい鬼気迫る歌と声の力。
この日の「以上です。」を私はきっと一生忘れない。
3曲目、Stand by me
私が、井上緑を好きになったきっかけのひとつでもある曲。
私の中で、大切な、大切な一曲。
始めてこの曲をYouTubeで聴いた時の背景は自宅だったのに、今ではこんなに大きな大きなステージで同じ歌を緑さんが歌ってる。
すごいなあ。本当にすごいなあ。
こうやって、昔からの名曲中の名曲たちが名を連ねる中、今の井上緑を語る上で、死んでも外せない新曲たちも本当によかった。
まず5曲目の花束。
下北沢の路上での初聴き以来、
ようやく今回でもう一度しっかりじっくり聴くことが出来た。
とても嬉しかった。そしてやっぱり好きなやつです。音源化まだですか。まだですか。そうですか。
あとこの曲の照明はオレンジだよね。すんんごくわかる。
そして6曲目、若者のバラッド
「死んでしまいたいっていうのは嘘です
本当は全部から逃げ出してしまいたいだけ 大体そんな感じです」
この歌詞が共感オブ共感。
虚無感の正体は毎回これ。
「でも実は気付いているんだよね 分かっているんだよね 自分の何が嫌のなのかを」
若者のバラッドを聴く度に、まるで心を掻き毟られるような感覚を毎回覚える。
力強いストロークと歌声、今回も無事掻き毟られまくりました。
おかげできっと明日も生きていけます。
本当はこの調子で一曲づつ紐解きつつ語り明かしていきたいんだけども、流石に一発目からとんでもねえ文字数になりそうなので泣く泣く割愛。
ただ、これだけは言わせてくれ。
この日の前夜はすごかった。
前夜は私の中で何物にも代えがたい大切な歌。
この歌が無ければ、きっと井上緑にも出逢えてなかった。
それほどの力を持っている曲だから、この上ないほど覚悟して聴いたのに
だめだ、、、
やっぱり涙が溢れて止まらなかった。
緑さんが「うるせえな、頑張ってんだろ。」と叫んだあの瞬間。
涙と鳥肌が溢れ出てきて止まらなかった。
「足を止めた」の後の沈黙。
長いような、短いような、あの沈黙が
井上緑の想いをすべて物語っている気さえした。
「星に願いを 星に願いを どうかあなたがこのままずっと」
Zeppに響き渡る緑さんの生声。
大好きで大好きで、ずっと追いかけてきたこの声。
それが今、緑さん自身が掴み取ったこの最高の舞台に響いている。
「大人になれるように」「明日へ続くように」
嬉しかった。幸せだった。
ずっとずっと聴いていたかった。
できる限りの拍手を送った。
緑さんがステージから見えなくなるまで、できる限りの拍手を送った。
最高だよ。井上緑ってやっぱ最高だよ。
終演後はしばらく放心状態でした。
最高の時間をありがとう。
最高の音楽をありがとう。
あなたが武道館の舞台に立つまで、
そして武道館の舞台に立った後も、
変わらず、ずっと応援し続けます。
その覚悟がこの日改めてできた、最高のライブでした。
井上緑、最高にかっこいいよ。