月見ル君想フ「中原くん」
[2019.10.6 中原くんワンマンライブ@月見ル君想フ]
緑さんの月見ルライブの余韻を引き摺りながら
昨日は中原くんの月見ルワンマンへ。
もともと続きの仕事の予定だったけど、
奇跡的に6日だけバラしになって無事行けることに。
これって奇跡??運命???
勝手ながら中原くんに呼ばれてる気がして
速攻でチケットをとった次第でございましたよ。ええ。
対バンとか緑中ちゃるスリーマンにはちょくちょく行ってたけど中原くんのワンマン自体いつぶりだろうってくらい久々で、なんなら少し緊張しちゃったレベル。笑
しかもこれまた大好きな月見ル。
一見、混ぜるな危険に見える組み合わせに多少の新鮮さは感じたけど、きっと中原くんは、そんな違和感さえも飲み込んで、吐き出して、
自分の独壇場にしてしまうんだろうなっていう確信があった。
今までそれなりに彼のライブを見てきた(つもり)だけど、最高以外の感情を抱いたライブなんて一つも無かったから。
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「 バケモンかよ。 」
そんなありきたりな言葉が自然と口をついてしまったんですよ。ええ。
上手い…。本当に歌が上手い……。
クソど素人の私にこんなこと言われてもどうしようもないんだろうけどとにかく歌唱力と表現力が桁違い。エグい。マジで鬼。
最近は、ずーーーっと弾き語りでの中原くんを見てきたけど、この人は本当にバンド映えするよなああああ〜〜。
ぶっちゃけぼっち参戦だったし、
ある程度ライブも重ねてるつもりだったから
スンッ…と澄ました顔で見るつもりだったけど
バンドを引き連れた中原くんを前にしてそれは無理みの極みだった。笑
まずメテオストライク!!!
とにかくメテオストライク!!!!
弾き語りver.はすごくキラキラした銀河みたいなイメージだったけど、フルバンドだととにかく疾走感とゴリゴリ感がガツーンとくる!!(語彙)
いや、歌うんまっっww
って何回なったことか。笑
でも弾き語りの時のキラキラ感も消えずに帯びてて、あの瞬間、あの空間だけが宇宙に包まれたみたいな不思議な感覚だったなあ。
背中に背負った大きな月も相まってね。
あとやっと生で聴けたコピーアンドペースト!!!!!!!
かっこいい!!!!!!!!!!
サビのファルセット馬鹿かっこいい!!!!!!
最近の中原くんの新曲の中でもダントツで好きな曲。
声と曲調が合いすぎ。 滑舌良すぎ。
なんなんあれ。
毎日貼り付けたみたいな言葉と笑顔の中で生きてしまっている自分にとってこんなにいい意味で抉られる歌はなかなかないです。
バンドライブ音源欲しい、、、。
あと印象的だったのが没落。
INのコポコポ音からの不穏な空気(どちゃクソ好み)。
不穏なメロディ、不穏な明かり。
不穏なのに、どこか澄んでいるような不思議な浮遊感。
深海の底でもがくような言葉たちが自分と重なって痛い痛い。
痛い、深い、でもすごく良い。
ゴリゴリにぶち上げた後にこの曲を持ってくるところ、やっぱりライブ構成がすごく上手いなあと改めて実感した。
(リンク貼っとくからみんな見て。まじで)
あとは明日もし僕がタツノオトシゴになったらとか、馬鹿とか、君カノとか、さらばとか大好きな大好きな曲がいっぱいあったけど、
今回の一番は間違いなくエサだった。
きっとこのライブのメイン曲だろうし、
これから全面的に推していく曲だろうから
当たり前っちゃ当たり前なんだけど、、
それでもこの曲にかける中原くんの想いとか覚悟が、脳内に直接入り込んでくるみたいな、そんな時間だった。
きっとアドリブであろう完全オフマイク。
ステージ上手に座り込んだ中原くんに差し込む月明かり。
美しい歌声。
ロマンチックな映画みたいな光景だった。
本当に映画みたいな美しくて儚い光景、
そしてこの上なく澄んだ歌声。
中原くんの歌声は水の流れみたいだなっていつも思う。
時には濁って見えるほどの猛烈な濁流。
時にはこの上なく澄み切った、静かで美しい清流。
その日その水は背中に背負った虚像のお月様を飲み込み、受け入れ、反射した光を受けてキラキラと輝いていた。
そしてこんなにも一瞬一瞬に全てを懸けて、
身を削って、命を削って歌う人を私は他に知らない。
中原くんと黒田俊介くらいじゃないかしら。
( 2人居るんかいって思った人、それもまたご愛嬌。)
今にもぶっ壊れてしまいそうなエネルギーに圧倒されるけど、どうしても目が離せない。
そんな歌を歌う人に出逢えたことを、心から誇りに思う。
この日の不貞腐横丁酩酊節は過去一だった。
緑さんに引き続き、張りぼてのはずのお月様が
その瞬間だけはムカつくくらい偉そうな本物に見えたよ。
とにかく歌が上手い。
ライブが上手い。
魅了するのが上手い。
世界中のエモさをぎゅーーーーーっと濃厚凝縮したみたいな時間。
この日もやっぱり、月見ルを中原くんだけの独壇場にしてしまった。
最低で最高な中原くんの歌と言葉は、
あの瞬間だけは紛れもなく、
私たちの神様だった。